新たな医用画像検査法の開発とその評価。
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手関節の動態解析

担当者
2004年:松下浩基
2003年:梶迫正明
2001年:林 則夫
2000年:藤原康博
1999年:日高国幸

背景

手関節を動画で撮影することで得られる情報には骨折・脱臼はもちろんの事、靱帯損傷などといった機能的な疾患における診断も可能になるのではないかと考えています。そこで我々は手関節において、どのような運動、どのような解析法が有効なのかを検討し開発しています。付加することを目的としています.

研究内容

手関節の掌背屈運動

手関節側面像の掌背屈における一連の動作を撮影し、屈曲角度と月状骨・有頭骨の動きの解析をおこないました。

手関節には橈骨手根骨関節と手根中央関節とがあります。これらの動きについての解析を行いました。 解析した結果、橈骨手根骨関節と手根中央関節がどの程度の割合で動いているのかが解析できました。


手関節側面像

屈伸角度における橈骨手根骨関節と手根中央関節の角度変化

手関節の回転運動

手関節の回旋外旋における一連の動作を撮影し、回転軸の解析やサイノグラム補正などを用いての3D再構成に関する研究も行っています。下のような3D画像やMPR画像が再構成可能です。