新たな医用画像検査法の開発とその評価。
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ごあいさつ

真田 茂(さなだ しげる)教授

放射線技術科学は,たとえばCTやMRIなどによる医用画像検査に代表されるように,実践医療技術としては現代の医療に欠かせない極めて重要な位置づけにあります. その概要は,保健,医療,福祉のための様々な画像検査技術と,主として悪性腫瘍を対象とした高エネルギー放射線治療技術を骨格としています.またそれらの基盤技術としての,放射線や医療情報の安全管理技術などが重要な研究対象となります.

当研究室では,この放射線技術科学領域において,新たな技術の創出・開発から臨床応用・実践までの全ての過程で中心的な役割を担える人材を育成・輩出するために,研究・教育を推進しています.

放射線技術科学は,まだまだその領域を拡大しさらに深めていかなければなりません.私たちは医学,薬学,理学,工学のいずれにも跨る今までにない新しい学問領域の確立を目指しています.当保健学系では,さらに人文社会科学とも連携し,国民の健康福祉のための新たな社会基盤の構築にも着手しています.

(2012年4月20日 真田 茂)

真田研究室の歩み

  • 1999年 金沢大学医学部保健学科第1期生3名が配属され,現在の研究室が発足される
  • 2001年 大学院生が研究室に所属するようになる
  • 2002年 関係学会の世界最高峰RSNAに初めて演題が採択される
  • 2003年 RSNAに研究室として12演題採択される(CAD部門では世界で4番目に多い研究室としてランクされる)
  • 2004年 真田先生の教授就任後,研究室が広くなる
  • 2005年 内閣の知的財産戦略本部会議で,X線動態検査法が紹介される
  • 2006年 今年も奮闘中....