背景
頚椎のX線検査方法として、単純X線検査・CT・MRIなどの検査が行われている。これらは、全て静止した画像であり、動態情報を得ることはできない。また、頚椎の動態解析としては、kineticMRIやimage intensifier(I.I.)、シネ撮影などが行われているが、 コストや検査時間の長さから簡便な検査法とは言えない。そこで、通常行われるX線検査と同じように簡便かつ安価に動態解析を行うことはできないかと考え、本研究では、フラットパネルディテクタ(FPD)を用いて、簡便かつ診断情報の多い画像を得ることを目的として行っている。