CARS 2005 Computer Assisted Radiology and Surgery
19th International Congress and Exhibition

期日:2005年 6月22日〜6月25日

場所:ベルリン,International Congress Center (ICC)

 

■ Scientific Poster

・Functional chest radiography combined with computer analysis of respiratory kinetics

R. Tanaka, S. Sanada, T. N. Okazaki, et al.

■コメント

今年のCARSはベルリンで開催されました.今回は3回目の参加です(→バックナンバーはこちらから:CARS2004CARS2003).日本からも多数の研究者が参加していました.

←ポスター前にて
(左:田中,右:真田先生)

今回は,「胸部呼吸動態画像診断のための表示システム」ついて発表してきました.これは,胸部X線動画像から得られた呼吸性動態情報を効果的に提供するために開発したソフトウエアです.

←プレゼンテーションの様子

←学会でお会いした滋賀医科大学の谷先生です.
(左:真田先生,右:谷先生)

オープンMRI撮像下のオペのお話などを聞かせていただきました.また,我々が現在進行中の研究についても,第一線の外科医の視点から様々なアドバイスをいただきました.

コンピュータ支援診断(CAD)の臨床ニーズと技術的要件について活発に議論されました.「第2の意見として医師による診断を支援している」という報告がある一方で,疑問視する意見もみられました.CADシステムの普及には,ユーザーと開発者の深い信頼関係のもと,今あるシステムを協力して更に育て上げていかなければならないと感じました.

また,形態情報だけではなく,機能情報をターゲットとしたCADシステムが必要なのではないか?との意見も会場からあがりました.動態撮影法および動態解析法の開発をしている本研究室のがんばり時のように感じました.

←会場の様子

 

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