期日:2006年 12月22日 14:30〜15:30 |
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場所:金沢大学医学部保健学科5210室
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■講演会: X線CTにおける各種技術の開発(ヘリカルスキャンから性能評価法まで) | |
講演時の写真です. CTに関する非常に興味深い話の連続で,時間があっという間に過ぎてしまいました.
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こちらが辻岡先生です. ヘリカルCTを考え付いたときのお話など,ユーモアを交えつつお話していただき,非常に有意義な時間を過ごすことができました. |
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■実験 | |
胸部X線動画像上のピクセル値の変化に基づく心機能評価法の実現可能性を検討することを目的に,辻岡研究室で開発された「心臓動態ファントム」を用いて実験を行いました.今回は,専属オペレータとして,辻岡研究室の植林さん,後藤さん,関谷さん, 浅野さんにも参加いただきました. ←実験の様子(1)FPDによる撮影 |
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このファントムは,拍出量および心拍数の調節が可能で,しかも,正常成人男性の心電図データをもとに拍動する仕様になっていました.また,造影剤の注入や心電図波形の出力も可能なスグレモノでした!! ←実験の様子(2)CTによる撮影 |
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本法の臨床実用により,胸部X線画像検査時に付加的に心機能評価が行えるようになります. この結果は,CARSinベルリンおよび日本放射線技術学会・秋季大会in名古屋で発表する予定です. ←X線動画像の1フレーム |
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辻岡研究室の全面的なバックアップと,本学医学部附属病院放射線部の松井さん,高田さん,松原さんのご協力を得て実現した本実験は,大成功を収めました.ご協力ありがとうございました!! 文責:田中 |