RSNA 2008

期日:2008年 11月29日〜12月6日

場所:シカゴ,McCormick Place

 

Education Poster

Title:

N. Hayashi, et al.

 

■ 学会報告

今年もRSNA2008にやって参りました!今年の大きな変更点は,ポスター展示の場所.昨年までポスター展示会場だった場所は,機器展示会場になってました.そして,ポスター展示は1フロア下になりました.ポスター展示まで少し遠くなったのがちょっと残念!

 

準備中

研究室からは,昨年,博士号を取得した林君がその成果を発表しました.

(発表内容についてby林)

←宮地先生と研究室メンバーです.今年は8演題の発表があったそうです.すごい!の一言です.

RSNA初参加の小野さんと福嶋さんは,見るもの全てにExciting状態で,一緒にいるこちらも楽しい気分になりました.学生にとって海外旅費は大きな出費だったと思います.でも,何ものにも代えられない貴重な経験となったことでしょう.

(左から:福嶋さん,田中,小野さん,宮地先生,金澤さん,林君,大野君,濱口君)

夜のセミナーでは,最新機器情報,臨床研究の進め方,便利なツールや書籍の情報を得ることができました.

<統計>
・書籍 「もう悩まない,論文が書ける統計」
・ソフト 「SPSS」 ←日本語の解説書が豊富
・ソフト 「MedCalc」 ←使いやすい,5万円くらい

<英語論文>
・Google Desktop
・英次郎
・Search Cross

←時差ぼけの中,真剣に公聴する参加者

研究室のメインテーマ「X線動態撮影法の開発」の鍵であるFPDに大きな変化がありました.キヤノンは,動画&静止画の両方の撮影が可能なDual Purpose Portable FPDを,一方,Health care stream(旧コダック)は,Wireless Portable FPD を展示していました.

形態から機能へ.我々が目指すイメーグもいよいよ現実味を帯びてきました.一般&救急撮影に大革命が起きる日も近いのでは?!

←真田先生と田中

準備中 ChestのDigital Radiographyのセッションは,Dual energy subtraction一色でした.FPDの普及にともない,臨床評価の段階に入ったようです.その有用性が複数の研究チームから報告されました.今後,臨床的にどのような位置づけを獲得するのか,注目です.
準備中 一方,Digital Mammographyは, トモシンセシスで1セッション構成されていました.診断のカギとなる病変辺縁部の観察に大変有用であるとの報告が続きました.従来のMMGがキー画像として必須だとすると,トモは追加撮影ということになります.どのように運用だれるのか?こちらも,今後の動向から目が離せません!

さて,田中は第18回乳癌検診学会に参加するため,ここで帰国.なんだか物足りないけど,仕方ない.この先は,林君にレポートしてもらいます.

←おまけの写真:オープニングセッションの一幕.ヨーロッパの某学会の影響か?!合唱団によるコーラスにより開幕

コメント準備中

文責 田中&林


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