期日:2006年 6月1日〜6月3日 |
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場所:東京国際フォーラム |
■ 講演 |
・Breathing
chest radiography using a dynamic flat-panel detector (FPD) system combined
with computer analysis R. Tanaka, S. Sanada, N. Okazaki, et al. |
■コメント |
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「いつか研究成果を発表したい!」と思っていたあこがれの日本呼吸器学会でついに発表することができました.しかも「画像と機能」と題したシンポジウムという大舞台でです!このような機会を与えて下さった座長の小林祐先生と村田喜代史先生に心から感謝申し上げます. 発表当日,きめ細かい会場スタッフのサービスに感激しつつ,まずは会場の下見に行きました.そして,体育館のような広さの会場に思わず圧倒!「これは大変だ!」(心の声by田中) ←会場の様子 |
しかし,普段ご指導いただいている先生方が会場に駆けつけてくださり,その顔を見てかなりリラックスして発表できました. 次なる試練はWagner先生の英語による質問でした.Wagner先生は今年のATS(米国胸部学会)の大会長を務められた先生で,このセッションにはシンポジストの1人として参加されていました.「30フレーム撮影しても従来の胸部撮影の1.5倍の線量である」ことに感銘されて,その様子には私が感動しました.臨床医から見ればまだ課題が山積している研究発表だったと思います.しかし,会場からは臨床応用に関する助言が続き,大変勇気付けられました. ←発表中の田中 |
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同じセッションには,Pulmonary
Functional MR Imaging(神戸大学・大野良治先生),放射光CTを用いた肺末梢構造の描出(愛媛大学・居倉博彦先生),閉塞性肺疾患(COPD・喘息)のCT画像と肺機能(滋賀医科大学・中野恭幸先生),Multidetector
CTを用いた肺循環障害の形態機能解析と治療戦略(千葉大学・田邉信宏先生),Special Lecture:Muscle Intracellular
PO2 Determined by MRS(UCSD・Peter D. Wagner先生)など,画像から機能を評価する最先端の研究発表があり,大変勉強になりました. ←座長の先生方 |
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そして,書籍コーナーには呼吸器に関する専門書がずらりと並んでいました(呼吸器学会だから当たり前ですが....).呼吸動態の研究をしている者にとって,それは幸せな空間でした. そして,その一角には胸部写真読影のための書籍が展示されていました.いつか「胸部X線動画像による呼吸機能評価」と題した書籍を執筆して,あの中に並べたい. この日,新しい目標ができました. ←書籍コーナー |
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医用画像系の学会とは雰囲気が異なり,最初は戸惑いも感じましたが, 文責:田中 |